Saturday, December 31, 2005

明けましておめでとうございます。

日頃の行いが良いせいだとは思うが、快晴の元日を迎えることができた。この晴れた日を呼び込むまでに、3日間を要した末の傑作だ。

その間に私がやらなければならなかった事は、ただひたむきな除雪だ。除雪といっても、よく街中で目にするような、慣れない手つきと物腰で、困り顔ではあるけれども、私に言わせればじゃれついているとしか言えないような、そんな軟なものを想像していただいては困る。

当初の私は、突風のヒマラヤ山頂へ向かう、陽気なジャマイカ人のようなものだった。が、慣れというのはたいしたもので、最近のルーチンワークは、朝6時時点での風向きの確認と、吹き溜まり除去の段取りを何にも増して最優先させる生活が身についた。ありがたいことだと思っている。

そんな私を見るに見かねてか、常連さんが声をかけてくださった。
「奥志賀というところはねえ、4日に1日、抜けるような快晴になるんだよ。」

そうか、失敗だった。3日に1日だと思っていたのだ。
その常連さんは、30年間奥志賀に通い続けていらっしゃる。

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