Thursday, December 01, 2005

雪は積もれど、積年の思いは晴れず、、、、。




とてもイイ感じに雪が降っている。

経験のある方にはおわかりいただけると思うが、この時期にはこの時期の、一種独特の何ともいえない魅力があるのだ。
一種独特の“空気感”と言った方が正解だろうか、、、、。

私どものホテルやスキー場はとても良いですよ、雰囲気は“しっとり”、手塩にかけた料理はウマし、スタッフは満面の笑みで、ゆっくりとリラックスできますよ、、、などとのたまわっているのは、私だけに非ず、むしろ自分のところを悪く言い触れる 輩を探すのは楽ではない。内部的にはいざ知らず、、、、、。

ということは、実際の現物を存ぜぬ方々にとってみれば、いずこも同じく、みなさんを待ち受けているのは、どこもかしこも”ワンダフルワールド”ということになり、悪い予感のカケラすらも感じられない。

心の底から思うのだが、伝えることは難しいのだ。

原因は解っている。この“空気感”というものを伝えられないのだ。
その難しさを思う時、心は永遠の砂漠に向けて、無期限で開放される。

さらにこのジレンマは、憎たらしくも、その“空気”感の良さに比例する。

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