町を見渡せるところ
志賀高原のふもとに、信州中野という町がある。
長野からの直通バスで来ると、湯田中のオリンピック道路に入る手前だ。
志賀高原からこの中野へ降りてゆく山道の途中に、一箇所この町がとても
いい具合で見渡せるヴューポイントがある。胸のすく思いがするのだ。
5年前の自分であったなら、景色の良さに足元をすくわれる(?)ことなどありえなかった
はずだ。
そして、こうも思うのだ。
5年経った時の自分は、もしかしたらこんな発言をしているかもしれない。
"俺が死んだら、町全部を見下ろせる、景色のご機嫌なところに埋めてくれ”、、、。
(現実的な可能性としてはほとんどないとは思うが、、、。)
もし今ここで、だれかが隣に来て、”何をしてるんだい?”と尋ねられたとしたら、
きっとこんな風に答えるだろう。
”ちょっと景色を見ていただけです。”
そう言えば遠い昔に、中学校の先生から教わったことを思い出した。
海外旅行先でのウィンドウショッピングの時に、店員が近づいて来て困ったら、
こんな風に答えなさい。
”I'm just looking・・・・・・。”
確かそんな感じだったと思う。
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