Sunday, December 18, 2005

町を見渡せるところ


志賀高原のふもとに、信州中野という町がある。
長野からの直通バスで来ると、湯田中のオリンピック道路に入る手前だ。

志賀高原からこの中野へ降りてゆく山道の途中に、一箇所この町がとても
いい具合で見渡せるヴューポイントがある。胸のすく思いがするのだ。

5年前の自分であったなら、景色の良さに足元をすくわれる(?)ことなどありえなかった
はずだ。

そして、こうも思うのだ。

5年経った時の自分は、もしかしたらこんな発言をしているかもしれない。
"俺が死んだら、町全部を見下ろせる、景色のご機嫌なところに埋めてくれ”、、、。
(現実的な可能性としてはほとんどないとは思うが、、、。)

もし今ここで、だれかが隣に来て、”何をしてるんだい?”と尋ねられたとしたら、
きっとこんな風に答えるだろう。

”ちょっと景色を見ていただけです。”


そう言えば遠い昔に、中学校の先生から教わったことを思い出した。
海外旅行先でのウィンドウショッピングの時に、店員が近づいて来て困ったら、
こんな風に答えなさい。

”I'm just looking・・・・・・。”

確かそんな感じだったと思う。

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