Sunday, November 18, 2007

シニアスキーヤー養成講座① ~積雪の予感~

けっこうな勢いで降り始めている。
いつものように、なにげなく、ごく当たり前に冬はやってきて、今年も始まるのだ。

ここまでのあわただしさになんか、まったく知らぬ存ぜぬで始まってゆくし、我々もそんなことにはすっかり慣れっ子だ。

走馬灯のように脳裏を過ぎるのは、高速をすっ飛ばして、鎌田先生に会いにを諏訪中央病院まで押しかけていったこと、杉山進会長に罵声を浴びせられるのを覚悟しながら自宅まで乗り込んでいったこと、など、今思えばそれなりにアクティブに過ごせた気がする。

そんなことを葬り去るように、しんしんと降っている。
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さて、事の始めは私自身の話で、ふと気がつけばすっかりりっぱな中高年になっていて、それだけに終わらず、典型的なメタボリックになっているではないか。


人の人生には、思春期みたいなものが何回かあって、熱にうなされる時期がある(ような気がする)。まさに私もその”さなか”にいて、熱ぶくれ(?)してしまっているのか。

そんな事をふと勝手に考えている時に頭に閃いたのが、星一徹作「大リーグボール養成ギブス」(巨人の星)だ。

唐突だが、

「これは、”シニアスキーヤー”を養成してゆかねばならん・・・・・。」
自分の生涯を「スキーヤー」で終わらせたい・・・・人たちの応援をしてゆかねばなるまい。



脈絡の無い話で恐縮だが、次回へ続く。

Friday, September 21, 2007

紅葉の始まりは、いつも・・・・・・・。

10月の声が聞こえてくると、もう山々の色も最盛期のそれとはうって変わり、次に来る季節のモードに変わる。
色めいた話題のない今日この頃であるが、紅葉へと向かう、言わば負の方向へのベクトルのせいか、不思議な安堵感の中にいることもこれまた事実なのである。

さて、ところがだ。エネルギッシュ(胡散臭い?)な話題が舞い込んできた。軽井沢の地価が高騰しているというのだ。

言われてみれば、軽井沢の俗化が叫ばれ始めて久しいが、確かにここのところの変貌ぶりは目を見張るものがあり、地元の温泉宿主も、ショッピングの街になってしまったと嘆いていた・・・・のをTVで見た。「奇跡のブランド」とまで言われた空気感も、これには太刀打ちできまい。

わたくし的に言わせてもらえば、昔日の東京近郊のようにベッドタウン化してしまったのではないかと。そういえば、「東京都軽井沢町」と皮肉と愛情を込めて呼ばれていたことを、今になってやけに現実味を帯びて思い起こされる。

ということは・・・・・、

軽井沢の創世記と同様の出来事が、今度はその1回り外側の周辺で起きてくるのではないか?。
A.C.ショーという宣教師がやって来て、どこか自分の故郷に似たその土地に郷愁を感じて、避暑のために別荘を作り、群がるように各界の有識者、著名人が集まり始めて、さらに別荘が増える。そこで何か良い暇つぶしはないかと、皆でお金を出し合って、テニコートを作る、ゴルフ場を作る・・・・。
やはり最終的には、大賀ホールか・・・・・。



ということで、ロビーの窓越しに広がる、紅葉に染まり始めた奥志賀の大自然を見ながら想像してみた。
とても尋常とは思えない、顔の半分もあるバカでかいサングラスをかけた芸能人が、本来の目的を通り越して、かえって人目を引きながら、この手付かずの自然を誇ってやまない奥志賀の森を、しいてはブナ林やナナカマドの中を闊歩する姿を・・・・。

まあ、それなりに充実した1日ではあったが、多少の宿酔い気味も覚悟した。

Tuesday, July 03, 2007

ただでは帰らせぬ、「軽井沢~奥志賀」


信州の高原ルートは、「軽井沢~奥志賀」をぜひおすすめしたい。

皇室ゆかりの地である軽井沢・奥志賀と、その中間に位置する白根と草津。

写真からお察しいただけるだろうか、白根周辺ではため息の出るような光景に出会えるし、奥志賀と軽井沢はご存知のように、せちがらい世評を浴びながらも宮家から愛され続ける場所だ。

信州の高原ルートを語るときは、「軽井沢~奥志賀」をお忘れなく。

Sunday, May 27, 2007

空の藍にも 染まず漂ふ・・・


とりあえず、晴れの日はいい、、、、、、。
無限さと、孤独さと、そして調和と・・・・・。

もしも今日、
エンパイアステートビルの屋上から傘をさして飛び降りる不遇な作家が居たとしても、それはモノクロの無声映画のように、映写機の回る音だけが響く白けた風景に過ぎない。

調和の中では、すべてが許されてしまうのだ。
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ということで、少しキメてみたつもりだが、いかがなものか。

Thursday, May 17, 2007

「森の歌を聴け」


幽体離脱というのが一時流行し、常々一度経験してみたいと想いをめぐらせたのは私だけだろうか?

現実に存在すると仮定すればの話だが、その際の精神とか魂といったものは、いったいどんな状態になっているのか、興味の尽きないまま今日に至っているわけだが(私だけか?)、果たして幽体離脱は大袈裟にしても、日常の中で”もつれてしまった”気持ちがフーッと軽くなる瞬間を経験されることは皆さんもおありのことと思う。

性格からか、他人の説教というのは右から左に流してしまうのが常だが、最近の早朝散歩で思うことは、「大自然というのは力があるな」と、極々些細なことなのだ。

Tuesday, May 15, 2007

春の生命力



スキーシーズンが終わりを告げたと思うと、みるみるうちに春の生命力がみなぎってきた。

それは、白樺の白さであり、残雪と新緑のコントラストであり、また、土の香りからひしひしと感じられる。

それでは、ホテルの生命力とは・・・・・・?

私はマーケティングコンサルタントでもないので、必要以上にその手のことに思慮をめぐらすことはあえて避ける姿勢でいるのだが、やはり生命力の尊さは何にも替え難いと思う。

そういう意味でここ最近は、けっこう機嫌が良いのだ。

Wednesday, April 25, 2007

連休の積雪状況にみる、私の健康法。


ここのところ、もっぱらの心配事と言えば、少しでも多くの雪が連休に残って欲しいという、半ば祈祷じみたものだ。それは、どうせ皆さんにお越しいただくのであれば、少しでも多い方が良かろうという程度の、今年に限って特別に生じたものでもない。

むしろ全国的な今年の状況を考えれば、おおかたの予想に反した良好な結果になりそうなので、胸をなでおろしても良いことだろうと自分に言い聞かせてはいるところなのだが・・・。

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さて話は変わって、左目の下から上顎部にかけての痛み、片方だけの鼻水(黄色い鼻汁)、頭痛、微熱が続き、病院で診てもらったところ、「蓄膿」との診断結果で、とりあえず投薬治療をしてほぼ回復してきている。

この話を、たまたま「奥志賀健康塾」の打ち合わせで一緒になった中嶋先生にお話ししたところ、何とも素っ頓狂な返答に我が耳を疑った。

「便秘になってる?」

さすがの先生も、寄る年端に思考回路が交錯してきたのかと・・・・。半ばそんな不安を抱えながらも、一応深入りしてお聞きしてみることにしたのだが、話はこういうことだ。

胃腸系が何らかの原因で弱ると、その内壁から細菌が入り、それが血流によって体内を流れ、それが心臓や脳や、時には私のような症状の箇所で滞留して膿がたまることがあるのだそうだ。これが、心臓や脳であった場合にはけっこう危険度も高いそうで、原因が胃腸系にあった場合、その症状のひとつとして「便秘」を引き起こし、その原因を特定してゆくためのバロメーターになるのだそうだ。

なるほど・・・・。

ちなみに、治療法として抗生物質の投与となるのだが、これも時と場合によっては、逆に本来必要なバクテリアまでも殺してしまい、胃腸壁などから細菌が侵入してしまう可能性もあるとのこと。この対策としては、乳酸菌をたくさん摂取すると効果があるとのことで、すかさず両手いっぱいの(?)のヨーグルトを食べた次第だ。

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さて話はまた戻る。

5月目前というのに、今日はまたうっすらと積もりそうだ。イケイケの連休スキーはほぼ間違いなさそうだ。例の私の症状も解決すると踏んでいる。胃腸系はストレスや心配事の影響が大とお聞きして、私のなかではすっかり「回復の方程式」ができていたからだ。


それがたとえ祈祷じみた願いから始まった一連の流れだったとしても、方程式を知ることは何と心強いことだろうと、改めて実感する不埒な私の話であった。